建築診断、建物診断のプロフェッショナルが、一戸建住宅・マンション・ビルの不安を解消します
建築診断協会
建築診断、建物診断のプロフェッショナルが、一戸建住宅・マンション・ビルの不安を解消します

このエントリーをはてなブックマークに追加

当協会が遭遇した事例

下記は当協会が遭遇した事例です。

事例1

■現況
屋上の防水は、デッキプレートにコンクリートを打設した後で、10mmの断熱材を敷いてシート防水を貼り込み、最後にシルバーのトップコートで仕上げています。この場所は物干し場として利用するようになっており、人が防水の上を直に歩くことになります。

■問題点
ゴムのシート防水では、断熱でかつ軽歩行仕様のものはありません。

■解説
下に断熱材が敷かれたシート防水の上を歩けば、足が接する部分はへこみます。軽歩行用のシート防水といえども、そのような使用には耐えられません。材料メーカーでは、そのような仕様は想定外としています。
ページの先頭に戻る

事例2

■現況
ALC下地の壁に、タイルが貼られています。
タイルとサッシの納まりを見ると、サッシに接するまでタイルが貼り込んでいます。
下地のALCとサッシの取り合い部分には、シールが打たれています。

■問題点
タイルとサッシの取り合い部分にシール処理がされていません。

■解説
外壁にタイルを貼る場合は、下地とサッシの取り合い部分に1回、タイルとサッシの取り合い部分にさらにもう1回シール処理をするのが標準とされています。現況では、タイルとサッシがくっついてしまっているので、2回目のシールの打ちしろがありません。将来、奥のシールの打ち替えも出来ません。
ページの先頭に戻る

事例3

■現況
屋根の防水は、FRP防水で施工されています。
立ち上がりでは各所にクラックが発生しています。

■問題点
防水層の厚みが薄く、0.7mmしかありません。

■解説
FRP防水材工業会では、防水層の厚みを平場で2.5mm、立ち上がりで2mmと定めています。工場の屋根としては、まったく不適切な仕様になっています。
ページの先頭に戻る

事例4

■現況
1階リビングと和室の境にある敷居が面一(つらいち)になっていません。

■問題点
20mmほど上がっている敷居の角を落として、対応を済ませています。

■解説
もともとの平面図には、畳と敷居とリビング床が平らに仕上げるようになっています。
ページの先頭に戻る

事例5


■現況
外壁サイディングに、見積書にも記載のあったスターターが使用されていません。
土台水切りは箱型形状になっています。

■問題点
スターターがないため、下端ラインが通っていません。
現況の水切りでは、壁の通気が出来ません。


■解説
土台に限らず、正規の金物が使われていません。性能が同じであれば、形状の違いは問題ではありませんが、雑なおさめ方をしています。

ページの先頭に戻る